TECHNOLOGY / EMAS技術・EMAS

端末の状態を見極め、
確かな価値に変える。

検査、データ消去、状態評価、格付け、商品化、情報管理まで。
独自システム「EMAS」によって、一台ごとの品質と情報を可視化します。

TECHNOLOGY01

INSPECTION & INFORMATION MANAGEMENT

検品・情報管理システム

独自システム「EMAS」

01-1 WHAT IS EMAS?

独自の検品・管理システム
「EMAS」とは?

検査アプリ・消去アプリ・クラウド管理をつなぐ、クリエージェンシー独自の業務システムです。

端末ごとの確認項目と次に行う作業を画面で丁寧に案内し、検査・データ消去・格付けの結果を一台の履歴として蓄積します。経験者の主観だけに頼らず、誰が担当しても同じ基準で作業できる仕組みです。

システムによる一元管理と、担当者が「人の目と手」で一台ずつ確かめる工程を組み合わせることで、自動処理だけでは見落としやすい異常や日本特有のFeliCa情報まで確認します。

Eco
Mobile
Assessment
System
INPUT

検査アプリ

確認項目と次の工程を案内

SECURITY

消去アプリ

消去を実行し結果を記録

MANAGEMENT

クラウド管理

個体情報・評価・履歴を一元管理

  • STANDARD

    RMJガイドラインに完全準拠

    日本国内の標準基準に沿った検品・格付け・データ消去ルールを採用しています。

  • HUMAN CHECK

    「人の目と手」で一台ずつ確認

    外装だけでなく、バッテリー状態や内部機能まで実際に操作して診断します。

  • TRACEABILITY

    結果と証跡を個体単位で記録

    検査、消去、評価の結果をクラウドへ集約し、後から追跡できる状態にします。

RMJ GUIDELINE

RMJガイドラインへの完全準拠

検品、データ消去、状態評価、格付けを、リユースモバイル業界の共通基準に沿って運用します。

RMJ(一般社団法人リユースモバイル・ジャパン)が示すガイドラインに基づき、安心・安全評価、機能評価、外装評価、データ消去の手順と判定基準を標準化。担当者の感覚だけに頼らず、端末の状態と作業結果を説明できる情報として残すことで、売り手と買い手の認識差、返品、情報漏えいのリスクを抑えます。

01-2 FROM PROBLEM TO VALUE

EMASが、
4つの課題を変える。

人の目と手による確認を、システムが迷いなく支えます。

  • 01

    業務基準の属人化

    BEFORE

    ベテラン社員の主観がルールとなり、検品品質にばらつきが発生

    WITH EMAS

    画面の丁寧なナビゲーションで、誰でも共通の手順と基準を再現

  • 02

    業務品質の低下(返品リスク)

    BEFORE

    傷や状態の「格付け」が曖昧で、販売後の返品・返金が増加

    WITH EMAS

    RMJガイドラインに沿った評価項目とスコアで、品質を説明可能に

  • 03

    管理・教育コストの高騰

    BEFORE

    検査結果の手入力による誤字脱字と、新人教育にかかる膨大な時間

    WITH EMAS

    検査・消去結果を一元管理し、入力負担と教育時間を削減

  • 04

    出張買取現場での機会損失・赤字リスク

    BEFORE

    現場でデータ消去やFeliCa情報を確認できず、持ち帰り後に問題が判明

    WITH EMAS

    一台ずつ確認すべき工程を案内し、買取時点の見落としを防止

01-3 PROCESS FLOW

入荷した端末を、
状態に合った次の道へ。

各検査の結果に応じて工程を分岐し、販売・修理・再資源化の判定を明確にします。

  1. 01STEP 01開梱・仕分け
  2. 02STEP 02安心・安全評価
  3. 03STEP 03機能評価
  4. 04STEP 04外装評価
  5. 05STEP 05データ消去
  6. 06STEP 06FeliCaチェック
  7. 07STEP 07商品
  • PASS

    販売可能

    総合格付け → 商品情報作成 → 国内外の販路へ

  • CONDITIONAL

    要修理・部品活用

    不具合を明示し、修理または用途に合う出口へ

  • NG

    再資源化

    ロック・消去不可・重大な破損は無理に流通させない

判定が工程を明確に分けます

安心・安全評価でNGとなった端末や、利用者情報を消去できない端末は、その後の評価を待たず再資源品へ。機能評価で不具合箇所を明示できる端末は要修理品へ進み、すべての基準を満たした端末だけを商品化します。

01-4 DATA UTILIZATION

検品データを、
販売と改善に活かす。

端末情報、検査・消去結果、評価、作業履歴を一台単位で管理します。

検査・データ消去リストはCSV形式で提供でき、Excelのピボットテーブル等で加工しやすいデータとして、商品登録、在庫管理、取引先への報告に活用できます。蓄積した結果を集計すれば、不良傾向の把握、検品品質の均一化、作業時間の短縮、仕入れ・販売判断の改善にもつなげられます。

  1. 一台ごとの履歴
  2. EMASで一元管理
  3. CSV・在庫情報
  4. 販売・分析・改善
TECHNOLOGY02

INSPECTION TECHNOLOGY

端末の状態を見極める

検査技術

THREE ASSESSMENTS

端末の状態を、
3段階で見極める。

RMJ基準に則り、再流通の安全性、内部機能、外装状態を順番に確認します。「中古だからこの程度でいい」と妥協せず、自分たちが使いたいと思える状態かを一台ずつ見極めます。

  • 02-1

    安心・安全評価

    リユースモバイルとして流通・利用できるかを最初に確認します。

    • 端末ロック(パスワードロック)の解除
    • 遠隔操作ロックの解除
    • iCloud/Googleのアクティベーションロック解除
    • 端末とアカウントの紐付け解除
    • SIMロックの解除(SIMフリー条件時)
    • SIMカード・SDカードの取り外し
    • ネットワーク利用制限の判定
    • 初期化・上書き消去の実施
    • 非接触型ICカード情報の消去

    原則、NGがあれば以降の評価を待たず「再資源品」へ

  • 02-2

    機能評価

    外観だけでは判別できない内部故障・動作不良を、実際に操作して確認します。

    • アプリダウンロード
    • Wi-Fi接続
    • Bluetooth接続
    • ジャイロ/磁気センサー
    • バイブレーション
    • マイク・スピーカー
    • タッチパネル
    • ドット抜け
    • カメラ・各種ボタン
    • バッテリー状態

    アプリをダウンロードできない場合は「再資源品」へ。その他の機能に不具合がある場合は、不具合箇所を明示して「要修理品」へ分類

  • 02-3

    外装評価

    端末のすべての面を確認し、傷や破損の程度をスコア化します。

    • 液晶面の傷・割れ・ドット抜け
    • 裏面の汚れ・傷・変色
    • 側面のへこみ・傷・変色
    • トレイ/カバー等の破損・欠損
    • 全体の使用感と損傷の程度

    確認結果からスコアを算出し、S〜Rの格付けを確定

TECHNOLOGY03

DATA ERASURE

情報を残さない

データ消去技術

情報を残さない、
データ消去技術。

初期化だけに頼らず、端末内データとFeliCa情報を別々の確認項目として扱います。

端末を再度初期化したうえで、対応端末には事業者用ソフトウェアによる世界基準の上書き消去を実施。消去結果を個体情報と紐づけ、証跡として残します。利用者情報を消去できない端末は無理に販売せず、再資源化します。

スマートフォンのデータ消去作業
  • 03-1

    端末内データを確実に消去

    再初期化と上書き消去を端末の状態に応じて実施し、結果を記録します。

  • 03-2

    FeliCa情報を個別に確認

    一括自動処理では漏れやすい非接触型ICカード領域を、一台ずつ確認します。

  • 03-3

    消去不能端末を流通させない

    利用者情報やFeliCa情報を消去できない場合は、販売工程から外して再資源化します。

WHY HUMAN CHECK?

なぜ一括自動ツール
だけでは不十分か。

自動ツールは、多数の端末へ同じ処理を効率よく実行するために有効です。しかし、端末ごとに異なる状態や、画面操作を伴う確認まで、すべてを一括で判断できるわけではありません。

AUTOMATED PROCESS

自動ツールが得意なこと

  • 対応端末への消去処理
  • 多数端末への同一手順の実行
  • 処理結果の記録と管理

INDIVIDUAL CHECK

一台ずつ確認すべきこと

  • 端末やOSによる状態の違い
  • 処理後に残るロックや利用者情報
  • FeliCa領域の利用状況
  • 画面表示・操作を伴う最終確認

そのためEMASでは、自動処理の効率性と「人の目と手」による個別確認を組み合わせ、消去したつもりの端末を流通させない工程を設計しています。

FELICA RISK

JAPAN-SPECIFIC ISSUE

FeliCaリスクとは?
一般には知られていない、日本特有の課題。

FeliCaは、交通系IC、電子マネー、おサイフケータイなどに使われる非接触IC技術です。

端末本体の写真やアプリなどとは異なる領域で情報を管理するため、通常の端末初期化を行っても、利用情報が残る場合があります。初期化済みという表示だけでは、FeliCaの確認完了を意味しません。

  • 01

    日本で普及した機能

    おサイフケータイなど、日本国内の中古端末で特に注意が必要な確認項目です。

  • 02

    端末初期化とは別に確認

    本体データの初期化後も、FeliCa領域の状態を一台ずつ確かめます。

  • 03

    残存時は流通させない

    利用情報を消去できない端末は商品化せず、再資源化へ振り分けます。

FELICA RESIDUAL DATA RISK

FeliCa情報を見落とすと、販売後の「二次災害」につながります。

次の購入者が電子マネーを利用できない、個人情報トラブルとして警察・消費者センターへの相談に発展する、ECモールの販売アカウントが停止されるなど、重大なクレームや事業リスクにつながる可能性があります。EMASのナビゲーションに沿った一台ずつの確認で、この見落としを防ぎます。

TECHNOLOGY04

GRADING STANDARD

品質を可視化する

評価・格付け

VISIBLE CONDITION

品質を共通言語にする、
評価・格付け。

安心・安全、機能、外装の評価を総合し、RMJガイドラインに沿ってS・A・B・C・D・Rへ格付けします。曖昧だった「きれい」「使用感がある」を数値と共通基準に置き換え、売り手と買い手の認識差を減らします。

ランクスコア商品名称状態分類
S100未使用品新品同様の状態商品
A95–99美品目立つ傷がなく非常にきれい商品
B90–94中程度品細かな傷があり使用感がある商品
C86–89使用済み品目に見えるダメージがある商品
D1–85ジャンク品複数の損傷や機能劣化がある要修理品
R0破損品端末としての利用が困難再資源品

同じランクの中の状態差まで、
スコアで伝える。

外装の各確認項目を点数化するため、ランク名だけでは分からない細かな状態差も説明できます。以下は会社案内資料に掲載されたiPhone SE(第2世代)の評価例です。

  • AA / 97

    液晶面に使用感のある傷

  • BB / 94

    液晶面に大きな傷、裏面に使用感のある汚れ

  • CC / 89

    Bの状態に加え、トレイ/カバーに破損

  • DD / 84

    Cの状態に加え、バッテリー残量が80%未満

OUR SERVICES

技術と仕組みを、
事業に合わせて提供する。

買取・販売だけでなく、検品アウトソーシング、システム開発支援、業務効率化コンサルティングまで。現在の工程や課題に合わせて、必要な仕組みと運用を組み合わせます。

  • スマートフォンを診断する検品作業
    01

    検品業務のアウトソーシング

    端末の受け入れから機能・外装検査まで、貴社の基準と物量に合わせて検品工程を代行します。

  • FeliCa情報の確認画面
    02

    データ消去・証跡管理

    端末内データとFeliCa情報を確実に確認・消去し、一台ごとの作業結果を証跡として管理します。

  • 検査結果と格付けの画面
    03

    評価基準・格付けの整備

    状態判定のばらつきを抑える共通基準を設計し、販売や取引に使えるランクとスコアへ整理します。

  • 在庫一覧に端末情報を入力する様子
    04

    在庫管理・商品データ作成

    検品結果を在庫情報や商品登録用データへ変換し、販売までの情報連携をスムーズにします。

  • 整然と準備された検品作業台
    05

    検品工程の構築

    現在の作業手順と課題を整理し、品質・処理速度・教育のしやすさを両立する検品工程を構築します。

  • 業務改善のためのシステム開発
    06

    システム開発・業務改善支援

    EMASで培った知見をもとに、現場に合うシステム開発と継続的な業務改善を支援します。